冷間圧接の原理とは…
冷間圧接は、金属材料を、連続して加圧する事により、相互の金属間で、分子結合を起こすことにより、接続する方法です。
もともと非鉄金属の表面に並ぶ分子は、外側に手をつなぐ相手が無く不安定な状態です。
そのため、空気中の酸素と結合して酸化膜を作り、安定な状態になろうとします。
その酸素と結合した線端同士を連続的につき合わせて、加圧することにより、酸化膜をバリとして外に出し、酸化膜の内側にある(分子の手が余って不安定な状態である)金属を連続して加圧することで、分子結合を起こすことにより、接続する技術です。